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災い転じて福となす

更新日:2022年1月14日

新年早々食中毒になりました。初詣のさいに神社の屋台で食べたものに当たったのだと思われます。一晩かけて、毒を体から出しきると一気に楽にはなりましたが、くたくたでした。横になりながら普段おなかの強い私がなぜ、と考えてみました。思えば年末より、いつになく胃が主張している感がありました。しかしそれを無視して暴飲暴食を続けていました。反省モードで横たわり、ぼーっとある対談をスマホで聞いていると、まるでお告げのような話が流れてきました。それはお釈迦様にまつわる寓話でした。お釈迦様が脚光を浴びるようになった頃、他の宗教家たちは大いに不審がりました。そこである教祖は現場にスパイをよこし、お釈迦様が本物であるか偵察させます。結果、本物との判定がくだされるわけですが、理由が食事のとり方にありました。その内容は次のようなものです。ご飯を口に入れるとそれが完全になくなるまでゆっくり噛み続け、空腹を満たすほどしか食べない。大変ベーシックかつシンプルなものですが、なかなか実行し継続しづらい習慣だと感じます。それから私も心掛けていますが、想像以上に満足感が得られています。神社で当たったのが凶ではなく大吉であったように思えてきました。

写真 道ばたの修繕
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